電気通信工事の将来性が有望である

僕が電気通信工事士の資格を取得した理由は、工業高校時代の恩師から電気通信工事の将来性が有望であると教わったからです。今から25年も昔の話で、当時は現在のように各家庭にインターネット回線が開通することさえ想像できなかった頃です。工業高校在学中は、電気工事士の免許だけを取得することを考えていました。

しかし、3年生の進路相談の折りに担任から「近い将来、ネットワーク通信網が身近になっていい仕事を手に入れられるチャンスだ」と諭されました。当時の僕はそれを真に受ける事が出来ず、とりあえず電気工事士と一緒に電気通信工事士の免許も取っておこうと軽い気持ちだったのです。

それから10年が経過した2001年、国内のIT化が叫ばれるようになりブロードバンドという言葉も頻繁に聞くようになってから勤め先で各家庭にADSL回線を敷く依頼が数多く舞い込むようになったのです。

今では毎日3件は一般家庭や企業に赴いて光回線の開通作業とメンテナンスに励む日々です。電気工事士免許だけでは今のような多忙を極める事がなく、仕事にありつけない日々を過ごしていたでしょう。高校時代の恩師の先見の明で、電気通信工事の将来性が有望であることを今は身をもって体感しています。

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